サブゼミについて

こんにちわ、松井ゼミの川窪です。
そろそろどのゼミに入ろうか考え始めるころでしょうか?
自分はこの時期、興味のある分野の本を読んだりゼミのウェブをチェックしたりしていました。
ゼミ選びの機会として合同ゼミ説明会が開催されるので、入りたいゼミの決まっている人も、まだ悩み中の人も是非参加して話を聞いてみて下さいね!


さて、今日は松井ゼミの特徴の一つであるサブゼミについて紹介していきたいとおもいます。
サブゼミとは、ゼミの時間外に自主的に行われる勉強会のようなもので、時間帯としては、水曜日の9時からゼミが始まるまで(10時半くらい)の間に行われています。
松井ゼミでは例年サブゼミが行われており、ゼミの学習だけでは飽き足らない人々が集まって議論も盛んです。サブゼミの運営は3年生に任されていて、テーマの決定から発表まで3年生が取り仕切ります。ただサブゼミに参加して下さる4年生もいたので(今年もいるはず!)、3年生の中で議論が行き詰ってどうしようもなくなるということはなかったと思います^^
テーマの決定は3年生にはきついんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、その代わり自分の興味のあるテーマについて自由に学ぶことが出来るので、気楽に考えてくれれば良いと思います。また、参加も強制されないので、特別に負担になってしまうということもありません。


上述の通りサブゼミは自由度がとても高く、昨年の夏学期は澤田ゼミ(開発経済学のゼミ)との合同でゲーム理論開発経済学への応用」をテーマに学びました。
ゲーム理論の応用的なテーマについて学びたいというゼミ生の希望のもと、近年では開発経済学にもゲーム理論的分析がとりいれられるようになっているという経緯を踏まえて、このテーマに決まりました。
テキストは、Bruce Wydick, "Games in Economic Development"を使用しました。

Games in Economic Development

Games in Economic Development


開発経済学における最も重要な問題の一つに、「なにが貧困と繁栄を分けるのか?」という問題がありますが、これは経済成長論などのマクロ的な観点から見る事も出来ますが、人々の相互作用の観点から見るにはゲーム理論が大いに役に立ちます。
駒場の「ミクロ経済学」でナッシュ均衡などの概念を教わったかと思いますが、そういったものがここでも生きてくるわけです。(そういえば、今年は松井先生の担当でしたね^^)
ここからもゲーム理論の適用範囲の広さが伺えますね!


このように、松井ゼミには勉強したいなと思うことを自由にやることができる環境と仲間がそろっています。せっかく経済学部に来たのだし、経済学をつかって興味のあることを学んでみたいという人は是非松井ゼミに興味をもってもらえればと思います^^